競馬において、お気に入りの馬を持つ。
これは個人的には楽しい趣向だと思っていますし、そういう馬に出会いたい。
競馬予想をしてる中でも、なかなかそういった馬に巡り合わなかったんですが。
最近、お気に入りになった馬がいます。
ヴェンジェンス、という競走馬です。
どういったところが、好きなのか!
ヴェンジェンス
牡6歳 25戦7勝(2019年11月27日現在)
主な勝鞍:みやこステークス(GⅢ)
この馬の勝ち方が気持ちいいんです。
・後方からマクリ差し
・中段から差し切り
良い差し脚を持ってますし、根性もあるなと。
何より、毎回本命視して馬券を買っている中で、結果出してもらっておりまして。これがファンとなる一番の要素ですw
好きになるきっかけは、与えてもらうからですよね!
そして、血統背景も魅力的なんです。
見れば見るほど好感度が上がります。
特に、母系が好みです。
母の父 スペシャルウイーク
母父 マルゼンスキー
スペシャルウイークと言えば、武豊がダービーを制したあの馬です。
セイウンスカイ、グラスワンダー、ステイゴールド等と戦ったあの強い馬です。
GⅠを4勝も挙げ、毎回好勝負を繰り広げる安定した強さ。
中~長距離を得意とする名馬です。
ロングスパートできる差し脚を持つ馬でした。
ヴェンジェンスのキレキレの末脚は、この血のおかげかなぁ。
母父マルゼンスキーは、父にニジンスキーという大種牡馬(イギリス三冠馬)を持ち、自身は外国産馬として日本で8戦8勝。種牡馬としても母父としても成功してます。
大外でも、賞金もいらないからダービーに出してくれという逸話を持つ馬ですね。
母系血統がさらに凄い
母の母の父はダンチヒ(Danzig)系
母の母の母(つまり祖祖母)の血統背景が、これまたいいんです。
ニーストウショウ、という牝馬なのですが。
これが、日本の歴史な血統でして。
父 アンバーシャダイ 母 ブルートウショウ
まず、父のアンバーシャダイは天皇賞と有馬記念を勝っている馬です。
その父はノーザンテーストという馬なんですが、この馬が凄かった。サンデーサイレンス以前に日本の血統勢力図を席巻した種牡馬であり、押しも押されぬリーディングサイヤーでした。その血を引いています。
で、母馬のブルートウショウ。
この馬の母がソシアルバターフライという馬でして。トウショウボーイの母でもあります。
つまり、トウショウボーイと半兄弟。
トウショウボーイといえば、代名詞は「天馬」でした。天馬のように走るといわれる程の人気があり、テンポイント、グリーングラスと数々の名勝負を繰り広げたスターホースです。
(僕は、グリーングラスみたいな脇役っぽいステイヤーが好きですが。)
そんな、超日本的血統に溢れた母系なんです。血統図見てるだけで楽しいです。
父系は言わずもがな凄い
父系は、完全なるアメリカ血統。
父 カジノドライヴは、半兄弟にアメリカGⅠウイナーが名を連ねてます。
ダート走るために産まれてきた馬ですね。
そのため、ヴェンジェンスは日本では希少なボールドルーラー系。
種牡馬となって、カジノドライヴの後継としてボールドルーラー血統を広めてほしい。
血統の魅力をまとめる
祖先に3冠馬が3頭もいます。
・アメリカ三冠
・イギリス三冠
母父 スペシャルウイークはダービー馬
母母父 マルゼンスキーは幻のダービー馬
ケンタッキーダービー勝ってます。
そして母系は日本で熟成した血が生きている。
この凝縮された血統のひも解きが、競馬の面白さですね。
こんな血を引くヴェンジェンス、ファンです。
今後のレース
中京競馬場でダートのGⅠ
チャンピオンズカップがあります。
ダート 1800m 頂上決戦ですね。
旧名称はジャパンカップダートです。
16頭立ての16番を引き当てたヴェンジェンス。
このレース、8枠は消し枠となっております(笑)
それでも僕は、この馬が本命です。
あのマクリ差しがさく裂するのか。
楽しみにしています。
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ありがとう。感謝します。ツイてる。
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I'm the luckiest in the world.
Thank you all very much.
See you next time!
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