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中村天風氏「運命を拓く」天風小伝を読んだ今の気持ちを記しておく

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中村天風氏の著者 運命を拓く

この本を手に取ることにしました。

 

中村天風氏は、数多くの著名人に影響を与えた、知る人ぞ知るメンターです。

 

天風小伝(まえがき)を読んだだけで、既に書きたいことが出てきました。

この本を読み終わってしまうと、もう今の気持ちは書けないだろうと直感しました。

 

まず、中村天風氏は境地に達した人であるという事が書いてあります。

 

当時の不治の病、結核を克服した方です。

 

結核の治療を海外で探す最中に、様々な精神医療や医学の習得を試みます。

「How to sayは易し。されどHow to doがなければ人は救えない」

「たとえ身に病があっても心まで病ますまい」

ところが、治療法は未だ見つからず。

当時、ドイツでの生命の知見の深さが随一と言われていた哲学者を最後の望みとして、こう問いました。

「心と身は如何なる関係にあるか。心を強くするにはどうしたら良いか」

これに対して、「それは人類千古の謎である」という回答を出されます。

 

絶望に暮れ、失意の底にあるなかで、偶然たる必然の巡り合わせにより

ヨガの聖者カリアッパ師と出会います。

 

修行をし、それにより聖なる体験なる所に到達した、と書いてあります。

病は克服され、心は次元の違う境地に達観されたという事です。

そして、凄まじい程の迫力で多くの人を救い、導いた。

その境地たる心理が、この書にはあると。

 

・・・。

気になる。

凄く、気になる。

 

病を克服したいその一心を持って、医学や神経療法、哲学、宗教、心理、精神・・・。あらゆる事を学び、その知を深めながらも、病を忘れることもできず、克服する事もできなかった。

 

カリアッパ師との出会いと修行により、何をどう得たのか。

 

僕には全く想像もつかない!

 

何だか、楽しみでしょうがないです。

この書を読んで、自分が何を得るのか。

 

というお話でした。

 

ご興味ある方は、是非一緒に読みましょう!

文庫版で590円(税別)です。