Hi.How'er you doing?
先日、高校の同級生とお墓参りに行ってきた。
誰のお墓参りかと言うと、昨年急死した友人の、である。
彼とは接点があったのだが、それ以外の旧友とは、ほぼ接点のない状態でこの20年ほどを過ごしてきたのである。
しかし、旧知の友とは不思議なものだ。
葬式で同席した人、今回のお墓参りで久々に会った人。
いづれも、高校時代の3年間同じクラスだったというだけなのに、妙に懐かしくてそれほどの違和感もなく、いとも簡単に打ち解けてしまうのである。
お墓参りはみんなで集まって、しんみりとしつつ、冗談なども交えつつという中でつつがなく進んだのである。
で、男が5人も集まれば、一杯飲みに行くかと言うことになる。
亡くなってしまった友人と、同級生の一人が何度か行ったという、彼が常連だったであろうお店に向かい、席に着く。
なかなかの老舗感が出ているお店であり、以前から長きに渡ってあったことは知っていたが、僕は初めて訪れた。
料理の味、価格。なかなかバランスの取れた「いいお店」である。
みんなで席に着き、瓶ビールを頼む。
彼の分もグラスを頂き、6人で乾杯。杯を交わす。
ともすると、40代の男が久々に集まるわけだ。
どんな仕事をしているのやら、結婚の馴れ初めやら、子どもはいくつになるのやら、最近の体調事情など。一通りの人生の道程的な話が繰り広げられる。
話題としては当然ともいえる。だって、そこから入らないと話が続かないもの。
このお店では、氷頭なます(ひずなます)という鮭の頭の骨、尖ったところをスライスして酢漬けにした珍味を頂いた。
美味しかった。
で、軽い調子で1軒目を終えまして。
2軒目どうする?ということになったのではあるが、あいにくの祭日なのでそこまでいい店の稼働は無いと判断。(パチスロか?)
「Keiくんの通いなれた店とかないの?」
と言われ、悩んだ挙句、最善を尽くすことにした。
過去大学時代にバイトしていたお店をチョイス。偶然にもお店がやっていたので、居酒屋をハシゴするということとなる。
1軒目でそこそこお腹も満たされていたから、そんなに食べることもなく。お酒もそこそこ飲んでいたので、ビールをチョイチョイ飲んでたくらいで。
9時半くらいまで楽しんで、お店を後にすることとなる。
これでお開きだったら僕は幸せだったのだが。
勢いに乗った男5人は、更にもう一軒ということになる。
「Keiくん、もういっちょどこかないの?」ということで。
「僕が連れてく店は座っただけで5,000円くらいかかるから、辞めといたほうがいい」という忠告をしたのだが、受け入れられないどころか行ってみたい!と。
どんだけ興味津々なんだ。投資5,000円でも回収ないよ!(パチスロか!?)
でもまあ、2軒合計で5,000円くらいしか使ってないというリーズナブルな展開でもあったので、みんな懐に余裕があったのかもしれない。
最善を尽くしておもてなしすることにした。
電話を掛けたら、見事につながる。
と言うわけで、3軒目に行く事となった。
この店は大学時代の後輩が経営しているお店だった。
チャージ料+ボトル代という、いわゆるスナックみたいなね。
早速5人で座って、くつろぐこととなる。
ここが大分、いけなかった。
祭日でお客さんもあまりいないので、そこまでの稼働もなかったということが災い(?)し、長居することになってしまったのである。
お金がどうこうではなく、座ってるだけでお酒の量が増えるのだ。そこで僕は、ついつい焼酎を飲んでしまった。
僕は、焼酎を飲むと翌日にダメージが残るタイプなのだ。
これは、大きな失敗だった。
結局のところ11時半前まで、2時間ほど居たのだ。
会計は破格の3,000円/人 というサービスプライス。
初見の人間を大量に連れて行ったので忖度してくれたみたい。
そこから友人の奥さんが迎えに来てくれて、相乗りさせてもらって帰ったのである。
帰宅時間は12時を回ってしまった。(車待ってたからね)
そして、翌日・・・・。
想像以上にキモチ悪さが残って、朝からリバース。
半日寝ていたら、奥さん呆れて大変な事態となった。
「どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである」ー松下 幸之助
良い言葉ですね。
僕はいつも、現在に最善を尽くして生きている。
それは過去もそうだし、今日もそうだ。
でも、二日酔いの日は最善を尽くせたのかどうか。
それは、最善を尽くせていないと言えたと思う。
そして、直近2回とも瓶ビールでどうも調子が整わない。
瓶ビールって、合わないのかな・・・?
いづれにしても、である。
やっぱりお酒の飲み過ぎは気を付けないといけないのである。
ごめんね、妻と子供たち。