Hi.How'er you doing?
妻が、僕の茶碗を買ってきた。
先日、僕の2つある茶碗のうち1つが割れてしまったためである。
これは場合によっては珍しいことなのかもしれないが、我が家は朝と夜、違う茶碗を使っているのだ。
妻が新しく買ってきた茶碗は、これである。
猫だ。
僕は別段、猫が好きではない。
そして、嫌いという訳でもない。
余談だが、僕は猫については、彼らの育ちと性格面によって好き嫌いが決定される。
好きな猫は、飼い猫である。
特に肉球を触らせてくれたら完璧である。
嫌いな猫は、基本的にノラ猫である。しかし、飼い猫であっても、人の家の庭にフンを撒き散らしているタイプは、水鉄砲で撃ち抜きたいくらいの拒絶反応である。
飼い猫でフンのしつけをしないというのは、もはやノラ猫じゃないかと思う。人に法律があるように、猫にも飼い猫の、マナーを越えたルールみたいなものが欲しい。
とまあ、猫の話はこのくらいで。
妻はある理由があってこの茶碗を買ってきたのである。
それは、僕自身、自覚していない理由があったのだ。
話が変わるが、僕の娘の茶碗はこれである。
外側はピンクの水玉。
ご飯を盛ると、こうなる。
茶碗の底は、ウサギの顔。
何故この茶碗かというと、娘はご飯を完食するのが苦手だったので、ご飯が食べ終わると、茶碗の底の「ニッコリウサちゃん」が見えるよ!
という動機付けで、しっかり自分で食べるという習慣を持って欲しかったためだ。
この策は、ほぼ成功している。
たまに残すけど。
そして、僕の茶碗である。
茶碗の内側に、笑った猫である。
これを意味しているものが何か、妻が言うには
転勤してから僕が変わった。常にピリピリしている。朝、茶碗のニッコリを見て穏やかに進んだ方がより良い。
と言う事のようだ。
・・・。
人間力、凄くね?
偉大なる妻のお導きにより、いつもの心を取り戻せそうである。
自分の姿は自分では見えない。
普段見ている人間が言うからには、そうなのだろう。それを素直に認めるか、反発や拒絶をするか。これ即ち自分自身にどう跳ね返るかそのものなんだと思う。
茶碗が割れることにも意味がある。
パートナーに感謝し(笑)、今日もおだやかな心持ちで進んでいこうと思うのです。
ありがとうございます。