Hi.How'er you doing?
僕は、手先が器用ではない。これは自覚しているところではあるが、錯角しているところでもある。何故なら、幼少から「不器用だ」と言われ続けてきたからである。
それも相まって、精巧さを持ち合わせない、何ともそれなりな手先なのだ。
僕の祖父は時計の職人で、父も自分で色々と作れる人だった。遺伝子としては器用なハズなのだが、何故か高倉健というレッテルである。
他称不器用(認めていないわけではない)な僕が、子どもと折り紙を楽しんだ。
はね馬 というしっぽを回すと一回転して立つ という折り紙を折ったのである。
子供が産まれてからというもの、折り紙に触れる機会が格段に増えた。
そして、鶴を折る度に思う。
「僕は器用だ」と。
まともに折れるじゃないか。ちゃんとできるじゃないか。やれば出来るじゃないか!
丁寧に折ろう、という気持ちを持って折れば、その完成度は自ずと高まるんだなぁ、と思う。
まだまだ年端も行かない子ども達が、発想力と勢いで豪快に折る姿は、それはそれで実に楽しそうだ。
そうなのだ。
つまるところ、気持ち一つで楽しくもなるし、褒められたりすれば、更にやりたくなる。どんどんやるから、手先も器用になっていくし、集中力も持続する。
折り紙、良いことしかないな。
子ども達が興味を持って折り紙や、あやとり等の手先を使って楽しむ遊びをやる姿を見ると、昔ながらの遊びというものの良さ、貴重さを感じずにはいられないのです。
当然、最初は作り方の本を見ながら折っているのであるが、しばらくすると、想像して何かを作り出していくところが凄い。
0の紙から、本当に面白いものを作りだすのだ。この前はパラシュートで降りてくる人を作っていた。傑作だな、と思う。
子ども達と折り紙の組み合わせは、お勧めしたい遊びなのである。
参考までに、我が家のfavorite book of origami.
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価格:1,188円 |