やきゅいく

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エビのしっぽのように、存在感と価値あるものになろうかな

Hi.How'er you doing?

 

僕が弁当を持たずに御代田にいる時、お昼になったら寄るところ。

そこは、そこそこ常連のます栄さんである。

お店の紹介についてはコチラ。

www.yuukinosuke24.com

 

この日食べたのは、天丼である。

エビ2本、ナス、ピーマン入りで 650円。安くて美味しいのだ。

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って、完食済み写真かよ!

ホント美味しかったですよ(オイ)

 

画像に、唯一と言っていい肖像物がある。

それは、えびのしっぽである。

 

僕はエビのしっぽに思い出がある。

 

それは、まだ20代の頃。我が社にH社長という方がいた。H社長は、当時の私のことを高く評価して下さっていた。

その当時「今後の私はどうありたいか」というヒアリングを兼ねて、食事に誘われたことがある。

「どんなビジョンがあるのか・・」

「どんな市場で仕事をしたいのか・・」

「私としてはもっと大きな市場で・・」

「来年には君にはこういった事を・・」

などなど、こんな若造(当時)の話を聞いて頂いた。有り難い待遇だと今も思う。

その時食べていたのが天丼だった。

 

話もそこそこに、天丼は食べ終わった。

先ほどの写真のように、えびのシッポを残した。その時、H社長が言うのである。

「えびは身の方がおいしいと思うけど、栄養はしっぽに集まっているんだよ」

 

「へぇー、そうなんですか」

あまり聞いた事がない話だった。

 

実際、えびのしっぽは本当に栄養があるのかというところは、気になったので調べた。

ちゃんと栄養が詰まっていた。

・カルシウム

・キチン

アスタキサンチン

である。

え?何? と、思う・・・アスタキサンチン

 

カルシウムは言わずと知れた骨などを作るものである。

キチンは体内で消化されない性質があるそうで、悪玉コレステロール等を輩出してくれる効果があるという一方で、消化機能が低下している場合や、そういった高齢者の方は胃や腸を傷つけてしまうというデメリットもあるようだ。

 

アスタキサンチンは、βカロテンなどが豊富に含まれているため、美容効果が望めるそうである。

その一方で、高温でそこそこの時間加熱するため、AGE(終末糖化産物)が含まれ、発がんの可能性もあるという記事もあった。

それについてはちょっと考えすぎなのでは、とも思う。

えびのしっぽ、写真撮影の後おいしくいただきました。

 

えびのしっぽは、エビフライや天ぷらをはじめとするエビ料理には無くてはならない彩りだと思う。

ただの飾りとしか思わない人もいれば、栄養素と思う人もいる。必要か不要か、考えない人もいる。

 

僕は、エビのしっぽの存在感は、会社で言うところの部門長なんじゃないかなと思うのだ。

飾りにしか見てない人もいれば、なくてはならないと言う人もいる。

近年の管理職は優秀な人材が多いから、まさに栄養となるエビのしっぽだなと思う。

 

 

H社長はその後に2年ほど社長を歴任し、親会社へ戻り、今から5年ほど前に定年退職されてしまいました。

弊社の1時代を駆け抜けて頂いた社長です。今は合併して、我が社は支社という形になっちゃいましたが。

 

えび天丼を食べてしっぽを見ていると、いまだにH社長を思い出す。

そして、僕自身も色んな方面に存在感を発揮できる人間になりたいと、意識して伸びていきたいと思うのです。