Hi.How'er you doing?
司馬遼太郎先生の著作「竜馬がゆく」を通して、感銘を受けた坂本龍馬の生き方。
心に残った場面を書くことにします。
新装版竜馬がゆく(1)24頁より
兄の権平が、門わきに立ち、
「竜馬、もはや、往け」
と命じ、はかまの前ヒモに両手をさし入れて、朗々と当時流行の詩を吟じはじめた。
権平は不器用な男だが、声だけはいい。
男児志をたてて郷関を出づ
学もし成らずんば死すともかへらず
-響く詩だと思う。
人生において志を立てて学びを得ようと思う時、学を成すためのみならず、新たな何かを成すために学を得るのだ。学成さねば何も立たない。そんな事を考えます。
日々、学びながらまったりと知を得ていますが、時には退路を絶って学びに集中する季節もあって、然るべきだと思うのです。
このことに年は関係ないな。
新しい環境に身を置いたとき、それは何もない0からのスタートとなる。そこで何を志して成しえるか、といったことと同じだなと思います。
権平兄さん、ありがとうございます。