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坂本竜馬の人生から学ぶ-②天下を盗む

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Hi.How'er you doing?

 

司馬遼太郎先生の著作「竜馬がゆく」を通して、感銘を受けた坂本龍馬の生き方。

心に残った場面を書きます。

 

新装版竜馬がゆく(1)49頁より

 

「しかし、旦那は戦国のむかしなら、きっと海賊大将にでもおなりになるお方じゃな」

「物盗りか。ばかにしちょる」

「高松の講釈場でこんな咄をききました。石川五右衛門がつかまったとき、泥棒がなにがわるい、太閤秀吉こそ天下を盗んだ大泥棒ではないか、と申したげにござりまするが、盗むなら、やはり天下を盗む方が、男らしゅうございまするな」

「お前は、たいそうな学者だな」

 

ーなるほど。

盗む、ということについては同意は無いのです。そもそもモノを盗んだら犯罪ですから。

その日暮しの小銭稼ぎ、目先のみに目をやるのではなく、大きな志に向けて進んだ方が良い、という風に捉えるべきなのだろう。

 

志というと大袈裟かも知れないが、大きな山に向かって進んでいった時ほど、それまで大きいと思った山は、意外なまでにあっけなく既に飛び越えていたりする。

過去に大きいと思う山や壁というものを越えてきた時に、振り返るとさほどではない。そして、新しい山や壁は確かに高いが、それもやはり越えられる山なのであろうと思える。

そんな事を思い出したのです。

 

七蔵老人、ありがとうございました。