柳の心を知る

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坂本竜馬の人生から学ぶ-④心うちがわくわくする

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Hi.How'er you doing?

 

司馬遼太郎先生の著作「竜馬がゆく」を通して、感銘を受けた坂本龍馬の生き方。

心に残った場面を書きます。

 

新装版竜馬がゆく(1)76頁より

 

木花咲耶姫の化身たる富士を初めて見た竜馬が感動している-

 

「藤兵衛、一向に驚かぬな」

「見なれておりますんで」

「若いころ、はじめてみたときはおどろいたろう。それともあまり驚かなんだか」

「へい」

藤兵衛はにが笑いしている。

「だからお前は盗賊になったんだ。血の気の熱いころにこの風景をみて感じぬ人間は、どれほど才があっても、ろくなやつにはなるまい。そこが真人間と泥棒のちがいだなあ」

「おっしゃいますねえ。それなら旦那は、この眺望をみて、なにをお思いになりました」

「日本一の男になりたいと思った」

「旦那」

と藤兵衛はむくれて、

「それは気のせいでございますよ」

「あたりまえだ。正気で思うものか。坂をおりればすっかり忘れているにちがいないが、しかし一瞬でもこの絶景をみて心のうちがわくわくする人間と、そうでない人間とはちがう」

 

-喜怒哀楽もそうだが、感受性というものがある。同じ景色を見た時に、十人十色の感じ方がある。

それは景色に限らないと思う。

 

いまある現実を見たときに、どこを見て何を感じるのか。

感極まる景色なのか、ただの風景なのか。

美しいのか醜いのか。

チャンスなのかピンチなのか。

追い風なのか向い風なのか。

素晴らしいのかみすぼらしいのか。

恵まれているのか貧しいのか。

 

幸福なのか不幸なのかさえも、現実を見る、その人自身の視点で全て変わってしまう。

 

竜馬の「心うちがわくわくする人間と、そうでない人間とはちがう」という言葉は、そういった事まで思い描かせてくれる。

 

いつまでも、心うちがわくわくする人間でありたいなと思います。