柳の心を知る

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坂本竜馬の人生から学ぶ-⑤

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Hi.How'er you doing?

 

司馬遼太郎先生の著作「竜馬がゆく」を通して、感銘を受けた坂本龍馬の生き方。

心に残った場面を書きます。

 

新装版竜馬がゆく(1)108頁より

 

-千葉道場から藩邸に帰ろうとする竜馬。そこで何やら市中がさわがしいことに気付く。原因がわからないまま、大変だから大変だと騒ぐ江戸者の愛嬌をおかしがりつつ、原因はわからぬまま藩邸についた。既に武市半平太は桃井道場から部屋に戻っていた。

 

「武市さん、なにやら大変らしいなあ」

「ああ」

武市は相変わらず、落ち着いた男なのである。

「一体、どう大変なのだ」

「知らないで君は騒いでいるのか」

武市は、竜馬をあわれむようにみて、

「黒船がきたのだ」

スラリと刀をぬき、ほたほたと打粉をうちはじめた。

 

 

訳もわからず大変だと騒ぐ江戸の街を、竜馬は愛嬌と捉えていて、武市半平太は冷静にあわれむようにみている、というのが面白い。

ひとつの事実があって、真実は人それぞれちがうとおもうからだ。

 

この、打粉をうつ武市半平太

刀に打粉を打つという行為が、武士の嗜みという感じがあって、その姿を想像しただけで良いなぁと思う。

とても、趣を感じる一幕に思う。