どうもどうも。
「陸王」
今更ですが、観ています。
何故、今、陸王を観ているのか。
それはもう、完全に、「半沢直樹」の影響が100%でございます。
今日も、倍返しの佳境を垣間見ました。
最近は 堺雅人氏、香川照之氏、尾上松也氏の出演作品を漁りながら、池井戸潤氏の映画化やドラマ化作品など。
派生して観ている感じです。
ほんと、池井戸潤氏のこの才能、凄まじいですね。
僕が凄い褒め称えたところで、ご本人は特になんとも思わないとは思いますけど。
こちらの感情が持っていかれる、入り込んで熱くなる。
毎回そうなってしまいます。
この陸王もそうです。
100年続く足袋の老舗、こはぜ屋。
この、こはぜ屋が舞台となり
業績も頭打ち、事業も縮小傾向のこの会社、4代目の宮澤紘一社長を中心に繰り広げられるストーリー。
ランニングシューズ「陸王」の開発に全てを賭けた、胸が熱くなる話です。
よくもこう、次から次へと困難やらトラブルやら、挫折やら人間の葛藤やらが交錯するものだと思います。
現在は物語の中盤あたりですが、外的要因、内的要因、資金面も加わり、先が見えづらいトンネルに入っている状況におもいます。
宮澤社長(役所広司さん)、よく心折れないものだと。
試行錯誤を続けて、陸王は何とか形にはなっているのですが・・・。
こういうストーリーやドラマを観てると
物事が上手く行ったり、スカッとしたり、良かった良かったという結末を、もちろんですが望んではいます。
その反面で、挫折や困難があってこそ、成就した時の充実感や満足感はひとしお。
人生そのものやないですかー。
自分自身も働いているから、上手くいかない事もあれば、上手くいく事もある。
それこそ、このプロジェクトがコケたらどうなるとか、首の皮1枚の闘いもある。
胃も痛くなるし、弱ったメンタルを叩き上げて、歯を食いしばって次の日も何食わぬ顔で戦う訳です。
負けたら、諦めたら簡単だけど、諦めない。
何でなのか。
今、ここにいる次元で頑張っている事。
これは全身全霊やってるし、自分の出せる事は全てやり切ってる。
ところが通り過ぎて振り返ると、案外と大した事ない。大変だったけど、大した事ない。
次にはもっと大きな壁と向き合ってるから。
さらにそれを越えて、更に次も越える。
その間にそれっぽい、壁っぽい事が起きた時、既にそれは越えた壁に似ていたりすると、もはやそれは壁ではなく、跨げば越えれる小さな小さな柵になっている。
もう、そうなるって分かってるから。
高い壁じゃないと、刺激を感じない。
困難を困難と思わない。経験値と思う。
やってる最中はそれどころじゃないんだけども。真剣で必死なんだけども。
この壁越えたら、うまい酒飲めるぞー!
と思うと、ヤル気しか湧かない。
そういう訳で、挑戦をし続ける話は感情移入しちゃって、観ていて心躍ります。
チャレンジ大好きです。
では、そういう事で。