NHKマイルカップ(G1)
東京競馬場 芝1600m
このレースは逃げ馬が馬券に絡むケースが多い。個人的にはダイワメジャー産駒が強いという印象がある。クロフネ産駒も馬券に絡む事もしばしばある。
この2頭に共通しているのが、パワー型でダート適正がある産駒が多いという点だ。
しかし残念な事にこの2頭の産駒はいない。
東京1600mは、中距離をこなせるスタミナと底力も必要と言われている。
馬柱を見る限り、前に行って勝って来た馬が多いようだ。
今回は流石に逃げ切れる馬はいないような気がする。
その前提で予想に振り切ると、東京競馬場の直線の長さを考える。
マイル適正があり、上がりの脚を持ち、底力とスタミナがありそうな血統。
こんな絞り込みが面白いかも。
◎8.グレナディアガーズ 牡 川田将雅
朝日杯ウィナーであり、そもそも強い。
血統背景も良いと思う。
父フランケルはマイルから中距離まで走った欧州代表馬。母父ハーリントンはアメリカでダートを走った馬だ。フランケルの活躍馬であるモズアスコットは芝、ダートのマイルG1を制しているし、東京適正は高いだろう。
ここは勝負仕上げのはずだし、本命。
◯10.ソングライン 牝 池添謙一
前走は大きな不利を受けて、桜花賞で惨敗している。戦績はメンバー唯一の東京マイル含む左回りでオール連対を持っている。
血統的には中距離かなと思う構成にも感じるけど。前回は力を出し切ってないから、疲れはないはず。今回は勝負レースだろう。
対抗でいきたい。
▲7.タイムトゥヘヴン 牡 M.デムーロ
前走、バスラットレオンに完敗の様にも映る。
中距離路線から、初のマイル戦がG2。大外から結果2着という見方をすると、好走とも思える。
東京1600mはスタミナも必要なので、マイルから中距離の適正は有利だ。
母のキストゥヘヴンはマイルから中距離の馬で、父ロードカナロア産駒は母の距離適性に柔軟に対応する血統。
左回りでの実績がないのが、強気で推せない。
でも、期待している。
実績や戦績を見ると、混戦になりそうな雰囲気は感じる。その中でもこれらの馬が中心となってくれたら、個人的には面白い。