日曜日、少年野球の試合があった。
6月も中旬。梅雨入りしているので、土曜日は雨で中止だった。
この時期は天候に左右されるスポーツならではの悩みだと思う反面、恵みの雨とも言える。
たまには休養も必要だと思う。
日曜日、低学年の試合も1試合あって、息子は出してもらった。
4年生以下のチームで、大半が初心者。
息子はセカンドについたが、動きは全く分かっていない。
結果、1-10で負けた。
負けるのは当然だと思う。
守備は壊滅的にザルだったし、バットに当たっても飛んでいかないし、何より、バットにあまり当たらない。
練習していない事は、試合では出来ないからそこは良いとして。
僕の視点で一番気になったのは、2、3年生が走塁を今ひとつ実践できなかった事。
僕は、5月末くらいから教える手伝いを始めたので、練習メニューを考える様になった。
低学年を見ていて、まずは走塁の基礎の基礎、ゴロ、ライナー、フライの対応と、一塁でのリード、第二リードを教えた。
みんな楽しかったみたいで毎週やっていたのだけど、いざ試合になると、リードができないようだった。
試合の後、今日経験した走塁を思い出して同じ練習をやったところ、イメージが湧いたみたいだった。
その流れで、スライディングもやりたいと騒ぎ出したので、教えた。
みんな形を覚えたらガンガン滑って、ほぼできるようになってしまった。
走塁を理解すると、野球のたのしさの幅がすごく広がる。
試合で出た課題は、その日のうちに反復すると理解が向上すると思う。
負けた時ほど、自分の身になるのはいつの時代も、どんな時でも同じだ。
息子は2打数2三振。
涙目で帰って来た時のあの気持ちを忘れずに伸びていって欲しい。