人の熱量というのは、計り知れないエネルギーを持っていると思っている。
諦めずに信じて進んでいる人は、大概成し遂げている。なんて話に溢れている事を考えれば、きっとそうに違いないのだ。
僕は少し前から少年野球に入れ込んでいる。
人にはそんな風には言わないけれど、脳内は野球の事ばかりになっている。
特に興味を持っているのが
「どう伝えたら、伝わるか」だ。
野球の理解が浅い子どもに、理解を促すのはまあまあ難しいと感じる。
いけー!やれー!
では、ほとんど意味を為さない。
それで出来たら、ある意味尊敬する。
そんな訳で、野球をもう一度基礎から勉強しながら、どの練習が飽きずに続くかを思案している。これを考えてやった時、子ども達が面白そうに取り組む姿がまた、見ていて嬉しくなるのだ。
そんな事をやっている間に、ある一つのことに気づいた。
僕自身、野球が上達している。
人の熱量とは、すごいものだ。
お前は何を目指してるんだ、とツッコミ入れられそうだけど。
基本を再び学び直して、自分の体を動かしていると、自然と技術が身につくものだとつくづく思う。
今更上手くなってどうするのかはわからないけど、少なくとも子どもたちのお手本にはなりそう。
子どもたちの興味やヤル気、熱量の少しでも、野球に向けてあげたらもっと楽しくなるはずだ。
そういった方向に向けてあげられる様に、熱量を傾けていきたい。