素直さはとても大切だ。
僕は常々、子どもにそう伝えている。
そして、悪い事をしたらごめんなさいと言うことも大切だ。
これも子どもに伝えている。
僕は「親とはこうだろう」という概念というか、イメージというか、あるべき姿みたいなものを一応は用意していて、そのように振る舞っている。
基本的には下らないこと言ってスベったり、悪ノリし過ぎて娘に「お父さんキライ!」とか言われてヘコんだりするのが楽しい。
しかし、締めるとこは締めないといけない、と思っている。
そんな風にしているからこそ、しっかり自らが率先しなければならないことがある。
先日、息子のバッティングフォームを少し修正したのだ。
これまでは、構えの際のバットのセット位置を高くするのと、タイミングの取り方を教えるくらいだった。
打球は当たれば力強さはあるのだけど、スイング軌道があまり見たことが無い感じで。
最初はバットに当てるだけで褒めてたのだけど、振り方やバットの握り方を変えた。
謝りたいのは、これだ。
たまたま、あるバッティングの動画を観た。
・フライボール革命、宮川理論
これは面白そうだと思った。息子もやってみたら・・・いや、まて。
こんなに大幅にフォーム改造はリスクしか無い気もする。
そもそも、身につけてないやつが付け焼き刃で教えることこそ、一番危険な行為だ。
冷静になって、ほかの動画も観る。
・蓬莱さんのホーライスイング
クーニンチャンネルの動画がヒットしたのだけど、これは衝撃だった。
何故なら。
息子は8割がた、ホーライスイングだったのだ。
人が練習して身につけるものの原型を、既に備えていた。
少しでもスイングについて余計な手を加えた事を、謝らないといけない。
ホーライスイングをよく学習して、とりあえず高めを打って練習させよう。
まずは、ごめんねと謝らなければ。
よく考えたら、僕は大した事ないバッターですから、僕のイメージするスイングは考えない事だなと思うし、人それぞれ、個性がある。
まずは子どもの特徴を生かしたスイングを伸ばせるように、色んな打ち方や成功例を覚えないといけない。
まずはキッチリと謝りたい。