やきゅいく

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絶妙なタイミングで、お茶碗を割る

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娘がお茶碗を割ってしまう、という事が起きた。

 

少し高いところにあるコップを取ろうとした娘が、台に乗って手を伸ばした。

コンパクトな食器用の置台があり、そこが子ども用の食器置き場になっている。

そこにはコップ以外にもいくつか食器があり、洗った後乾かすために重ねられていた。

 

コップを取るときに、その食器の置き台がバランスを崩して、その全てが落下したのだ。

 

息子と娘の茶碗をコップと一緒に落下させて、割ってしまった。

幸い茶碗以外のものは全てプラスチック製だったため、割れずに済んだ。

 

陶器を割るという経験をした人にはわかると思うけど、落下して割ると破片が飛び散る。

細かい破片を集めたり、掃除をしたりと厄介な仕事が待っているのだ。

 

しかし、今回はお茶碗のみがシンクに落ちて、それ以外のコップや食器置きは床に落ちた。

陶器はシンクで割れたため、被害は少なかった。

 

妻と僕は、口を揃えて「ツイてる」と言った。

 

茶碗が割れたのに、ツイているのだ。

 

以前の我が家であれば、すぐにこんな思考になることはなかったであろう。

 

茶碗を落とした犯人を叱責するとか、なんで娘に取らせたであるとか、犯人探しに終始して、不穏な空気が家に流れたかもしれない。

 

息子の茶碗サイズが小さくなってきていたから、もっと大きいものにしようとか、娘も新しい茶碗で心機一転だね、という「茶碗が割れた事がちょうど良かったこと」になった。

 

茶碗を即買いに行って、良い茶碗が見つかった。

娘は今朝、朝食でご飯をおかわりした。

普段は小食の娘なので、僕は凄く嬉しかった。

 

やっぱり、絶妙なタイミングでお茶碗を割った娘は持っているし、ツイてる。

自分達の運気は、自分達で作るものだと感じた。