綺麗な活字は心を穏やかにしてくれる。
綺麗な字を見ると、凄く嬉しい気持ちになる。
好きな字は人それぞれだとは思うけど、「この字、好きだな。」という字に巡り会えるだけで嬉しいのだ。
僕は字でその人の本質を想像したりする。
人を見る目があるわけでは無いけど、大概好みの字を書く人は好感が高くて、好印象を抱く。
字で好かれるなんて最高だけど、僕しかそう思っていないという可能性も否定できない。
個性的な字を書く人も印象に残りやすい。
そういう意味では、僕自身はあまり個性が強調されないかもしれない。
これは由々しき事態なのだけど、残念ながら特徴的に持っていく力を持ち合わせていない。
最近は色んなフォントが次々に出てきて、プレゼンの資料も新陳代謝が上がっている。
過去、パワーポイントにゴシック体や明朝体を採用したり、ポップ体を太字で入れたりしていた時代が懐かしい。
とりあえずポップ体、そんな時代もあった。
居酒屋に入ったら、とりあえずビールと枝豆。
会社に入ったら終身雇用で年功序列。
過去の常識は、今の時代はそうではないのだ。
僕はビールと枝豆が好きだけど、そこにしがみつきはしない。
いま、プレゼン資料でポップ体を使うなんて事は、あり得ない。
Meiryo UIを最近までの主力として使っていたのだけど、ここ最近になったらBIZ UDフォントを使うようになった。
フォント事情通ではないのだけど、ユニバーサルデザイン対応のビジネスフォントというものなので、間違いがないなと思う。
このブログははてなブログの基準フォントを使っているけど、サムネイルは「花鳥風月」フォントを使っている。
スリムで落ち着いてて、良い。
大人びていて好感が持てる、気がしている。
フォントはデザインする方がいて、進化があると思っているのだけど、多分そうだろう。
すごい数のフォントがあるし、できることならジョジョの効果音フォントに囲まれてみたい気もする。
「バギィッ」「ズキュウゥゥーン」「ドドド」みたいな。
・・・たまに自分を盛り上げるために、頭の中で効果音を鳴らすこともある。
フォントは、人に大きな印象を与える。
このブログの印象も、フォントで多少は変わるのだろう。
今日も誰かが、フォントの市場で新しい、革新的なフォントを生み出していることを思うと、しばらくしたら僕が使うフォントもガラリと変わるんだろう。
そういうセンスがある人には、尊敬しかない。
もっと字が上手くなりたいな。
そして、見てて楽しくなるような文章を書けたら、もっと自分も楽しくなるのだろう。