僕は毎日、淡々と日々を過ごすという感覚があまり好きではない。
何か、少しでも前に進んでいるとか、うまくいったとか、いい経験になったとか。
そういった感触のようなものを得るのが好きだ。
そういったものを自分の中で完結できるのならば、よいと思う。
それを人にも強要したり、同じ気持ちで進んでほしいと考えたりすると、軋轢というかひずみというか、ギクシャクしたものが生じるのだろう。
人は人の心を、変えることはできない。
僕はこれを、なかなか理解できないでいる。
頭では理解したいのだけど、たぶん、理解できていない。
僕の言動や行動は、どうしても人の心を変えようとするようなところがある、という気がしているのだ。
特に、身近な家族についてはそう思う。
わかっちゃいるけどやめられないのだと思う。
僕が変わるべきだと考えて、そうしたい。
人の心を変えることはできなくても、影響を与えることは、できる。
僕という人間が発する言葉が、人に影響を与えたり、「そうしたい」や「そうなりたい」と思ってもらえるならば、多分それが一番なんだと思う。
いきなり、世界が180度変わることはなく。
いきなり、てっぺんに上ることもできない。
ひとつづつ積み上げて、重ねていくこと以外あり得ない。
僕のありたい姿や目標、思いを、重ねていきたい。